Debian lenny 無線LAN USB子機の利用

無線LANの子機 をDebian lennyのPCに接続して、無線LANを利用する方法。

このサイトを参考に、設定を行った。
http://creare-jun.blogspot.com/2008/03/corega-cg-wlusb2gpx-debian.html

利用するUSB無線LANの子機は、coregacorega CG-WLUSB2GPX
サイトによると、使用しているチップはRalink製RT2571WFらしい。
なるほど、メーカーがどこかということよりも、使われているチップで、ドライバが決まるということみたいです。

サイトによると、まずrt73-cvsなるドライバのソースをダウンロードするとのこと。

http://rt2x00.serialmonkey.com/wiki/index.php/Main_Page
http://sourceforge.net/projects/rt2400/

ここから、rt73-cvsのソースをダウンロードする。

サイトでは、coregaのUSB無線子機をrtmp_def.h に追記する必要があると書いてあるが、
中身を確認したところ、その記述が既にされていた。
対象のUSBIDが含まれていたので、何も修正しない。

rt73-cvsを解凍したあと、READMEを参考にmakeを行おうとすると、

 -----@----:~/work/rt73-cvs-2009041204/Module$ make
 make: *** /lib/modules/2.6.26-2-686/build: そのようなファイルやディレクトリはありません. 中止.
 rt73.ko failed to build!

と、なる。調べた結果、

linux-headers-2.6.26-2-686

なるものが必要らしい。headers?なんだろう?
コンパイルする際に必要なものらしい。恐らく、C言語のヘッダファイルのこと??
たぶん、かなりの常識の気がする・・・。

とにかく、apt-get updateしたあとに、

apt-get install linux-headers-2.6.26-2-686

でインストール。

フォルダを確認したら、buildフォルダがきちんとできていました。おぉ!

再び、makeを行ったところ、正常に終了。

そして、rootになって、 make install
エラーもなく、完了。

その後、念のため、OSを再起動し、
デスクトップの右上、ネットワークのアイコンをクリックして、
無線接続を選択。
アクセスポイントに対してのパスワード設定などを行ったらうまくつながるようになった。

ただ、毎回OS起動後の自動ログイン時に、キーリングとかいうもののパスワード入力を求められるように。
これは何?そのせいか、XmingからOneWindowで接続しようとすると途中で反応しなくなってしまうように。

調べた結果、以下のサイトの方法で回避できることが判明
http://linux.getinfomation.com/2009/08/vine-linux5lan.html

ホームディレクトリにある.gnome2/keyringsディレクトリ内のファイルlogin.keyringファイルを削除する。
その後、OSを再起動。
再起動後、無線LANに接続しようとすると、WEPキーを聞いてくる。
それを入力したあと、キーリングのパスワードを確認するかどうか聞いてくるので、
パスワードを入力せずに生成を行うと、次回からは何も聞かれずに無線LANに接続できるようになる。